K店長の宝石ストーリー

第6話
パール(真珠)編
磨かれて初めて光を放つ鉱物と違い貝の中から完璧な美しさで生まれてくる真珠は、研磨技術を持たない
古代から神秘的な宝物と崇められてきました。
その独特のまろやかさ、優美さゆえに王室や皇室にも愛好者が多く、
かのクレオパトラはアントニオとの賭けに負けて真珠のイヤリングを飲み込んで見せたという伝説も残っています。
スコットランドの女王メリー・スチュアートは、ロンドン塔に閉じ込められながらも
宿敵エリザベス1世に7粒の極上の真珠を渡すのを拒み続けたそうです。
              
真珠を造り出す貝は1,000種類以上あるといわれていますが、
養殖用に使用される貝は、アコヤガイ・クロチョウガイ・シロチョウガイ・マベガイ
淡水の貝であるイケチョウガイ・イガイ・ドブガイなどの種類に限定されます。
そして母貝の色により白・黒・ピンク・ブルーなど様々なカラーを生み出します。


①アコヤ真珠 日本の養殖真珠の殆どを占め、母貝の大ききさが関係して大粒のものでも10㎜位です。
最近では、中国でも養殖アコヤ真珠の生産が活発に展開されています。
②黒蝶貝真珠 一般に黒真珠と呼ばれていますが、珠によってダーク系・ブラウン系に大別されています。
なかでも孔雀の羽根のようなピンクグリーンがかった黒はピーコックカラーと呼ばれています。
粒の大きさは、10~11㎜位のものが多いです。

③南洋真珠 
 
生産量は、アコヤ貝の100分の1程度と少なく母貝は真珠貝としては最大の大きさと 
恵まれている為9~16㎜と大粒の真珠になります。
巻きが厚いのが特徴で美しい銀白色の大粒のものが価値が高くなります。
④淡水真珠 淡水の真珠で中国での生産量が多く日本では琵琶湖・霞ヶ浦に生息しています。
核を入れないため様々な形に成長し色合いが豊富なのが特徴です。
⑤マベ真珠 母貝の内側に張りついている真珠です。
半円形の真珠となり白を基調とした美しいレインボーカラーの光沢をもちます。
⑥コンク真珠 西インド諸島で採れるコンク貝から生まれる種類です。貝殻もピンク色の美しい巻貝。
ピンクと白のパールを産するが真珠層を作らないため真珠の光沢はもちません。

真珠のグレードを決めるポイント

光沢 核をとりまく真珠層(巻き)が厚いほど光の反射が深く重厚な光沢になります。
完全な球状に近いほど価値が高く、
またペンダントにした時素晴らしいドロップ形(天使の涙と呼ばれている・・・)のものも評価が高いです。
キズ なるべく少ないものを。
大きさ 同じ品質なら大きいものを。
お好きな色調を選びなるべく色が均一なものを。

原産地  日本・中国・インド・ミャンマー・オーストラリア・フィジー・タヒチ

真珠を身に付けるときの注意点

真珠は有機質の生き物なので汗や汚れに弱くキズつきやすいのが特徴です。
化粧品やヘア剤などの酸が付いてしまうと変色の原因となるので、
真珠を身に付けるときは、お化粧などをすべてすませてからにしましょう。
汗をかいた時などは、使用後水を絞ったタオルなどで拭いてからしまうように心がけてください。
真珠の宝石ことば 真珠の象徴
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